ある雑誌の記事で知ったウーフWWOOFの活動に興味がひかれ2008年に開始しました。当初有機農業に関心のある人が応援にきてくれるウェブサイトぐらいのことしかわかりませんでした。最初のウーファー(応援に来る人)は台湾の女子大生。初めての牧場の仕事も一生懸命やってくれた姿は今でも忘れません。それからフランス、イギリス、韓国、カナダなど日本人が来るのを期待していた私には戸惑う日々でした。でもこれが60歳の私にとっては刺激的だと同時に世界へと目をむけるきっかけになりました。北海道の北の端まで世界中から若者たちがきて一緒に汗を流したり、彼らの得意とすることで牧場を支えてくれたり、家族の一員と同じような過ごし方もできるようになりました。以来丸7年、250人近くウーファーさんに支えられ、彼らからエネルギーをもらい太陽牧場がつづけてこれました。彼らが世界中いたるところで活躍する姿を想像すると胸が高鳴る感動を覚えます。そこにはいがみ合ったり、殺しあう姿をわたしには想像できません。今日はフランスのボルドーから来ていた子が次の目的地に向けて旅たちました。数日前はマレーシアの子も。これからも私と太陽牧場は待っています。